嚥下障害において、注意すべきは「誤嚥」と「窒息」です。
お正月には餅をのどに詰まらせるニュースが流れますが、まさにあれです。
窒息は誰にでも起こりうることです。
嚥下機能の低下も原因ですが、食形態にも大きく影響されます。
餅のように粘着性の強いものはすぐに洗い流すことができないので、リスクは高まります。
そして一番は大きな食べ物です。
どのくらい大きなものかというと、飲み込むときのサイズが親指の指輪のサイズ(あまり親指にはしませんが)のものです。
気管の太さはこの親指の周囲の太さと同じなので、これより小さくして食べることで、窒息のリスクは減少します。