サマリーから読み取るもの。
患者さんのサマリーには色々な情報がつまっていて、今後の治療方針に大きく影響します。
その中で、飲み込みの状態が良くない患者さんの場合に確認すべき項目を挙げてみます。
・既往歴
今までの病歴を調べることで、全身状態や治療のリスクを考察します。
・現病歴
現在の病気から全身状態や治療のリスクを考察します。
・発熱の既往
肺炎の可能性を探ります。発熱している状態での治療は好しくありません。
・ゴハンの形態を確認
誤嚥や窒息のリスクを考察します。
・家族の希望を確認
認知症が進行している場合のように、患者さん自身の判断能力が低下しているときはキーパーソンに説明します。