さて明日から4月です。
きっと多くの人が、星の数ほどある会社の一つに勤めることになりますね。がんばってください。
思い返してみると、高校卒業のときに進路を決めることは、やりたいことが決まっていいない人にとってかなり酷な作業です。
なんとなく受験して、なんとなく学生がしそうなことをやります(リア充の場合)。その後なんとなく就活して、なんとなく働いて、たまに転職したりとかして、経験値が低いまま「これが運命なのか?」みたいに錯覚してしまった相手となんとなく結婚します。
女の子の場合は退職して子供ができて、「旦那の稼ぎが少ない」とかブツブツ言いながらパートに出て(出されて)、そんな旦那がいきなり仕事辞めてきたりして。義母がイチイチうるさいコト言ってきたり、関わりたくないママ友に限って粘着されたりします。
男の場合は、家の中でいつのまにか邪魔者になっていたり、お小遣い制とかいって毎月1万くらい渡されたり、「あれ?こいつなんでいつも寝てんの?」とか「太って誰だかわかんねえよ」的なことを心の中で思いながら、安い発泡酒を飲んでつまらない漫才を眺めてたりします。
就職活動の大変さは、毎年ニュースになるくらいですからね。
ここで先輩が後輩に対してのアドバイスは大抵「いかにうまくアピールして就職するか」とか「会社の業務内容や年収」でしょう。しかし、この「就職活動」ってやつををなんとなくやることはあまりにリスクが大きいです。
もし「そんなめんどくさいことしたくねーよ」って人がいるならば、とても良い方法があります。
それは「医療の分野に進むこと」です。
医者、歯医者、看護師、歯科衛生士、臨床検査技師、言語聴覚士などですね。いまは基本的に人手不足の分野です。つまりブルーオーシャンです。あくまで、「今の所」です。(歯医者はその中でレッドオーシャンですが、そもそものライバルが少ないのでやり方次第です。)
この世界での就職活動なんてちょろっと履歴書を2、3枚提出すれば決まります。昔、履歴書の写真代がなく、仕方がないのでプリクラを貼ってバイトの面接に受かったことを思い出しました。そんなレベルです。
医療の資格は、その資格を使う仕事をしなくてもかまいません。畑違いなところで働こうが、流行りの起業をしようが自由です。
勘違いしないで欲しいのは、「資格を使って一生食える」と言っているわけではありません。なんとなくの気持ちで過酷な就職活動をするくらいなら、その時間を省いてやりたいことを探す方が有意義であるということです。
因みにボクは一度も就職したことがありません。研修医時代は就職と似ていましたが、これは全員必須なので学生の状態とも近いでしょう。見習いとも言えます。
そのあとは好き勝手やって生きています。資格を使った仕事をするときもあれば、全く関係ない仕事をするときもあります。
何がやりたいのか今だにわかりません。女の子と遊ぶの楽しいな。そのお金どうやって稼ごうかな。みたいな感じです。はっきり言えば、迷子です笑
投資のあまりにも有名な格言で、こんな言葉があります。
「人の行く裏に道あり花の山」
新社会人のみなさん、おめでとうございます。