結婚したくない男

せめてプライベートはのんびり暮らしたい。

賢いはずの先生は「バランスシート」って言葉すら知らない。

 

弁護士や政治家そして医者、歯医者は所謂先生と呼ばれる職業です。

社会的地位も高く、比較的高収入が期待できる仕事です。


ボクもそんな世界に片足を突っ込んでいる人間ですが、100回くらい「先生」なんて呼ばれたときには、もうなんだか自分がとても偉くなったように感じました。

反面、専門の知識や細かい技術を身につけているにもかかわらず、窮屈でつまらなそうに生きている人が随分と多い世界であるとも感じました。

そもそもボクがこのブログを始めた理由のひとつは、経済と恋愛がどのように医療(人)に影響するのかを研究し、その結果を公表するためです。様々な角度から仮説を立てて検証しているので、徐々に発表していきます。

 

さて、事業を起こす場合、独立や開業などいろいろな呼び方がありますが、あくまで独立はスタートであって、ゴールではありません。

そしてなぜ起業するのかというと、大抵は、自分の城を築きたい、お金を稼ぎたい、女の子にモテたい、のどれか(もしくは全て)だからです。顧客のために奉仕したい、みたいなことを口では言っていても、優先順位の最上位ではありません。そんなのはハッキリ言ってしまえば、道義上の建前です。

つまり、欲望が背中を押しているのです。先生である前に一人の人間ですからね。欲望に視界を塞がれ真っ暗になったりすることも有りますが笑

 

これを否定する人に、ボクは疑いの目を向けます。

なぜなら奉仕のためには、相応の環境整備が必要であるということは、中学生でもわかることだからです。

仕組みを作ったり、スタッフを雇ったり、材料を購入したりと、様々な名目でコストが発生します。環境の維持にもお金はかかります。言わずもがな、自分の生活を営むためにも。

例えば親が金持ちで、生きていくのは保証されているため自分の商売は赤字でもオッケーって人も稀にいますが、それは事業とは呼びません。

事業とは、利益を出し継続していくことが大前提になっています。

これを経済学では「ゴーイングコンサーン」と呼びます。

よって奉仕は、利益を産み出すことで産まれます。

 

建前という皮を剥ぐと、結局どんな理想郷も、お金があって初めて成り立つということです。

 

先生と呼ばれる人たち(ボクも恐れ多いですが末席にいます。。)は、色んなことを知っている賢い人のはずなのに、「ゴーイングコンサーン」とか「バランスシート」って言葉すらも知らなかったりします。

故に、おだてておけば美味しい汁が吸えると思っている笑顔の人達も、周りに湧いてくるでしょう。ある意味、大盤振る舞いして見栄をはることも重要なのでしょうが、そんなプライドはクソの役にも立ちません。無知は意外と高くついたりします。

 

そんなプライドもそこらへんにポイッと放ると、何かが動き出します。ここらで経済と恋愛のインプットとアウトプットをどんどん増やしていきましょう。

 

 

参考

恋愛経済入門 エントリーのまとめ - くず歯医者の恋愛経済カルテ