医者の正しい選び方
病院を必要とする時、次のような理由で選んでいるのではないでしょうか。
- 家や職場に近い
- 時間をあわせやすい(夜までやっているなど)
- ホームページが綺麗
- 予約が取りやすい
- 清潔感がある
- 空いている、または混んでいる
- 昔から通っている
- 経歴が立派
- 先生やスタッフが優しい
ここにあげたようなことは病院側、とくに開業医の医師たちはもちろんわかっています。もう充分過ぎるくらい考えていますね。どの病院も独自色を出そうと必死ですが、どこも似た様なものです。ボクは、この部分に関してのマーケティングには、まだまだ改良の余地があると思っています。
さて結論をいえば、「良い医師」を見つけるためには、上記した箇条書きの中で優先順位を決めて、セカンドオピニオン、サードオピニオン。フォース・・・を試していくしかありません。時間はかかりますがそれしかないでしょう。今後は病院の検索エンジン、カルテやレントゲン共有などのシステム整備が進んでいくので、患者にとって嬉しいことでしょう。
世の中の患者全員が、自分の思う所謂「良い医師」に診てもらいたいと思っています。「優しい医師=腕の良い医師」ではありませんし、「経歴の良い医師=腕の良い医師」でもありません。優しさや学歴は必要最低限の適正は保証しますが、最良の結果を残す根拠とはなりません。患者からの評価と医師からの評価が同じとは限らないのです。
結局、自分にとっての「良い医師」は自分の脚と頭を使うことで、見つけ出せるのです。