結婚したくない男

せめてプライベートはのんびり暮らしたい。

歯医者にとって一番重要な仕事

春から歯医者になる人の中には、4月から何をすればいいのか色々と迷っている人もいるようですね。

今日はほんの少しだけテクニカルなことを話しておきます。

 

まず働く前にやっておくことなんて何ひとつありません。今そんなことを考えるのは時間のムダ使いです。引越して、飯食って、適当にナンパでもして、離れてしまった彼女とのlineで不安な気持ちを文面にしながら、昼過ぎまでぐっすり寝ましょう。

課題が出ている人も、ちらっと眺めるくらいで充分ですね。むしろ学術的なことは自信を持ちましょう。新卒の人がぶっちぎりで一番ですから。

 

さて、歯科医師の仕事で一番重要なのことは何でしょうか。

それは「診断」です

 

診断ができないと何も始まりません。当たり前ですが、主訴に対する解決法を導くためには「診断」を避けて通れません。

なので4月からは「診断すること」に集中してください。これだけです。治療法なんて二の次でいいのです。

診断をくだすために必要な器材の名称、使い方を覚えましょう。

因みにミラー、探針(エキスプローラー)、ピンセット、エキスカベーター、充填器が基本セットでしたね。サボり気味だった臨床実習を必死に思い出しましょう。レントゲンを撮って光にかざしてください。患部は撮れてますか?実際にやってみることが大切です。

 

余裕のある人はカルテもさっさと覚えましょう。電子カルテがなんとなくやってくれますが、「カルテ用語(病名)」と「流れ」と「点数の仕組み」は早めに覚えて損はしません。お金に直結する部分です。大学に勤務する人は特に注視してみてください。開業医に比べ、大学病院はカルテに対して緩いです。収益を意識する必要性が薄いですからね。
 
患者を診るために最低限すべきことは以上です。
そしてこの先一番重要なことは、自分で考えて行動すること。これに尽きます。
 
いわれるがままやることは簡単です。今までは、決められた課題を決められた基準で満たすことが仕事でした。思い返してください。大学入試も卒業試験も国家試験でさえも。
 
しかしこれからは、自分で課題を決めて、自分なりにクリアしていく能力が大切です。
わざわざ狭い世界にいる必要はありません。歯科にとらわれず、外の世界へ飛び出しましょう。
 
 
質問あれば受け付けます。