失敗したときに重い罰を課してしまうと、その当事者は隠蔽したり誤魔化すようになります。
子供であれ大人であれ。
「罰」という辱めを受けたくない心理が働きます。
罰金、左遷。
罪に問われる行為はともかく、咎められる程度の行為に関しては、厳罰化せず当事者が経緯を話しやすくする環境が重要だと思います。
一番大切なことは「ミスをしないこと」ではなく、「再発を防止すること」だからです。
といっても、人は感情の生き物ですから、何かの拍子に爆発することもあるでしょう。
大きな仕事を成し遂げたときと大好きな彼女にフラれたときとでは、他人のミスに対する感情も違うでしょう。
感情をなるべくコントロールするための本も売っていたりしますが、そもそもストレスが溜まることには変わりありません。
こうやって永遠と理性と感情の間で行き来していくのです。