このマンガは「プロ野球選手の年棒」に特化した内容になっています。
成績が良ければ報酬は上がり、悪ければクビになる。
一見単純そうに見えるこの図式は、細かい要素から成り立っています。
スポーツ選手ほど自分の評価に適した報酬を考える必要がある職業はないかもしれません。
どのような仕事であれ(雇用されている場合も自分でビジネスをしている場合でも)
自分につけられた価格が適正かどうか考えてみましょう。
数字で表すことのできるものとそうでないものがあります。
前者は営業成績や労働時間など。これはとても明確です。
難しいのは後者です。上司や同僚との人間関係、プライベートの接待や空残業などの
時間的貢献など。可視化することは困難になってきます。
いくらもらえたら喜びに変わるか、逆にこの報酬なら家でゴロゴロしていたいか。
想像上の精神状態からおおよその感覚をつかむことができます。
今のままでいいのか。
自分はなにをしたいのか。
これができて初めて、今の仕事と向き合えるような気がします。