失敗は自分を強くする、って偉いひととか成功したひとは言います。
「チャレンジしろ」と。
その反対にボクのように時間とともに「いかに失敗しないか」みたいな技術というか、「チャレンジしない精神」みたいなものが勝手に自分の中で形成される人もいます(いるはずです。)
そうすると、そもそも「失敗する」ことが少なくなります。
チャレンジしていないので当然です。
それとは別に、この防御機構が突破されて実際に失敗すると、尋常じゃないダメージをうけて、下手すると二度と浮上できないのではないかとも思います。
とくに必死で困難を避けてきた人にとっては。
ボクの場合は、今までこんな感じでループしてきたので、石橋を叩いて渡らない、みたいな感じにどんどんなっていって、もう石橋すら見ない状態です。
逆をいうと、これってつまりは、危険察知能力は上がっているということですよね。
防御機構が破壊されたあとはどうなるかわからないので、その時はじっと時が過ぎるのを待つくらいしか思いうかびません。
そこまでいったら開きなおったりできるのでしょうか。
そしたら強くなって戻って…
いや、開きなおれないかもしれません。
・・・と考えているだけ。
まぁ、この繰り返しで生きてきたわけで、結局は「敢えて困難に立ち向かわない」というスタンスになってしまった、ということです。
そんなわけで、なるべく生活水準もあげないようにしてますし(それでも今より下げるのは気持ち的に難しい)、基本的に嫌なことは避けながら生きています。
それがグータラなら、グータラでいいのです(開き直り)。
仕事や家庭の状況によっては、困難が避けられない環境にいる人もいると思います。
その状況にさらされることで、精神的に強くなっていくとは思います。これから先の役にはたつでしょう。
けれども、なるべくなら逃げる準備(体も心も)を平行してやっておいて、くれぐれも過労死とかそういう類には気をつけてほしいです。
「歳を重ねれば回避する能力も上がる代わりに、回復は遅くなる(というより回復しない)」と思いますから。