嚥下音の聴診。
改訂水飲みテスト↓で、飲み込みの音を確認するときには聴診器を使うと便利です。
そのときのポイントとしては、
首の中心からずらして聴診器をあてる。
2横指分くらい。
これは喉仏(甲状軟骨の喉頭隆起)の上下運動を妨げないためです。
また、一度息を吐いて綺麗な音を確認してから、水を飲んでもらうようにすることも大切です。
普段の状態を確認して、水を飲んだときの音と比較するためです。
そして、できるだけ普段の環境に近い状況で検査をおこなうことも意識します。
患者さんが味気のある飲み物を好む人の場合、コーヒーなどを使用することもおすすめです。
立ち位置も視界に入る正面ではなく、後ろに定める工夫もいいと思います。