今まで6つの観点で食事中の観察ポイントを書いてきました。↓
そもそも、これらは一体何のためにおこなうのでしょうか。
何をアタマに考えながら食事を観察すればいいでしょう。
それは「摂食嚥下障害」の有無の予測です。
日常生活において「食べる」ということは当たり前のことです。
と同時に、とても幸せな行為でもあります。
摂食嚥下障害が進行すると、かみごたえのない食事になったり、最終的には口からの摂取すらできなくなってしまいます。
この状態を防止もしくは延長するためには、患者さんがそれぞれ発するいろいろなメッセージに反応することが大切です。
他には「声の変化」「食事中の鼻水」を加えて観察するといいと思います。