「たべること。息をすること。」摂食、嚥下機能障害のかんたんな話。
「摂食機能」とは「食べること」。
「嚥下機能」とは「息をすること」。
難しい言葉を噛み砕くと、こういうことになります。
つまり
摂食機能や嚥下機能の障害とはこれらの破綻を意味します。
「食べること」は「生きること」でもありますが、
「食べること」自体を楽しみにしている人は多いです。
ここに障害が起こると、摂取することに精一杯になり、果ては命がけの行為になります。
なぜ命がけになってしまうかというと、そこに「誤嚥」と「窒息」のリスクが存在するからです。
「誤嚥」とは「食物や唾液が気管内に侵入すること」。
「窒息」とは「食物が気管を塞ぎ、息ができなくなること」。
摂食嚥下障害が抱える大きなリスクは「誤嚥」と「窒息」なのです。