歯医者に向いている人。努力を努力を感じない分野を探して。
歯医者に向いている人。
それは
「細かい作業がすきな人」
です。
よく勘違いされるのは
「手先が器用な人」です。
この場合も向いていそうに思いますが、決してそうではありません。
なぜならたとえ器用だったとしても、「細かい作業が嫌いな人」にとってはただの苦行でしかないからです。
口の中という限られた空間で道具を出し入れするわけですから。
しかも人を相手に。
また、「人のためになりたい」みたいな理由の人の場合は「?」が頭に浮かびます。
このもっともらしい理由はボヤッとしているうえ、はっきり言えば建前でしかありません。
裏には「儲けたい」とか「モテたい」いう正直で適切な欲望が隠れていることが多いので
別に歯医者じゃなくても、というより歯医者以外のほうが「人のため」になると思います。もっと正直にいきましょう。
現在歯学部に通っていたり、既に歯科医師のになってしまっている人の中には、不器用な人や心のどこかに「これで食っていくのだから仕方ない」と思っている人もいると思います。
成功するためには相当努力が必要ですが、「歯医者に向いている人」からするとそれは「努力ではなく楽しいこと」なんですよね。
つまり「努力」を「努力」と感じていないのです。
「仕方ない」感じながらやっている人との決定的な違いではないでしょうか。
つまり器用で向上心のある人たちの中で戦っても勝てる要素が少ない。
関ヶ原にホウキを持って参加するようなものです。
こういう場合まともにいったら瞬殺されて終わりです。歯医者に限った話ではないですが、1点集中を目指す(特殊能力を身につける)か全く別のことを始めてみる(戦に参加しない)のがいいと思います。
好きなこと、やっていてワクワクすること。
「努力」を「努力」と思わない分野を探しましょう。
かくいうボクにとっても、今思えば
18歳のときに学部を決断することはとても酷なことでした。