1ヶ月で2回大腸内視鏡検査を受けたボクが語る「検査に関わる全てのこと」vol.12「挿入(通算2回目)」
検査開始!
名前を呼ばれ検査室へ。
精神安定の薬を注射されベッドに横になります。
そこへ先生が登場。
「うーん、これ大丈夫だと思うけどなぁ。多分、脂肪腫だよ。」
「えっ?!」
脂肪腫とは、良性の脂肪細胞のかたまり(腫瘍)です。
紹介状の中に前回の内視鏡の映像が同封されていまして、それを見ての見解でしょう。
「脂肪腫?悪いものじゃないのか。。よかった。。」
と安心したのも束の間。
「とる?」
「えっ?(2回目)」
「紹介状書いて、人に切除を頼むのは簡単だけどさぁ。。」
先生曰く、脂肪腫で悪いものではないし、中に動脈が走っている可能性があるので出血リスクが高い。だからこのままでもいいとおもうけどねぇ。
とのこと。
「いやいやいや。切ってくれ。」←心の声
なんたって2回目です。何もしないで終わったら、2回とも入れられ損?です。
とは言いつつも、「まっ見てみようか。」内視鏡を挿入。
少しお腹が圧迫されますが順調に我が腸内を進んでいきます。
あっという間に盲腸まで到達。
ここからカメラを戻しながら観察です。
ボクもその映像を見ています。
「ふんふんふん♪」
なぜかノリノリの先生。
さて、何事もなく例のポリープまで戻ってきました。
「じゃ切るよ〜」
「よっしゃー!」←心の声
カメラの先からリングが出てきて、その中にポリープを引っ掛けます。
と同時に電気が。といっても腸内は痛覚がないので鋭利な痛みは感じません。
ポリープの根元から出血しています。
「あ〜、やっぱり血管走ってる。ちょっと頑張ってね〜」
血管が太くなかなか切断できません。
患部をガスで膨らまして何度か電気を。
この膨らませている間は、お腹パンパンで相当苦しい。
時間にして数分。
やっと切除できました。
今度は患部をクリップでとめていきます。
5本くらい使って、クリップしました。
これで終了です。
切除中は長く感じました。
着替えて少し安静にした後、先生から診察結果のお話です。
それにしてもお腹減った。。
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