結婚したくない男

せめてプライベートはのんびり暮らしたい。

自由な時間をたくさん作った。んで、そこから先の話。後編

自由な時間をたくさん作った。んで、そこから先の話。前編

自由な時間をたくさん作った。んで、そこから先の話。中編

 

前回の続きです。

 

綻びは徐々に広がっていきました。些細なトラブルが多くなってきたのです。

そのほとんどが人間関係によるものでした。

 

野望が達成されつつあるボクはとにかく自信過剰になっていました。日を追うごとにり、調子に乗っていたのです。

時間がたくさんあることも当たり前に感じていました。

 

せっかく色々工夫して頑張って構築したのにもかかわらず、時間が無限にあるかのような感覚。

好きなだけ昼寝して、ネットサーフィン三昧。

夜の街に繰り出してベロベロになるまで酒を飲む。明け方まで。

 

気づけば、あれほど重要視していた時間の大切さを忘れ、有効に使うどころかただ無意味に過ごしているというスパイラルに陥っていました。

 

 

この間、色々な人たちと出会いました。

今でも仲良しの友達、縁を切った人、桁違いのお金持ちからとんでもなく怖い人。

 

今まで知らなかったことも知ることができました。

高価なお店の値段は青天井であるということ、レベルが違うほどの綺麗な女の子は現実に存在するということ。

 

そして冒頭でも話したように、いくつかのトラブルにも巻き込まれました。

 

人間の欲はキリがなく手に入れたら次が欲しくなるということを身を以て知りました。

 

 

ボクはもともとグータラで向上心のない性格ですが、「作った時間はやりたいことを探すための時間であって、何もせず欲に任せるだけの時間ではない」のです。

 

ボクにとって「選択肢が多い」ことはとても豊かなことです(前回のエントリーで書きました)。しかし「選択肢が多すぎる」ことは選ぶ手間がかかり逆にストレスになります。

 

なのでお店選びや商品をオーダーするとき、そして人間関係においても余分な贅肉を常時そぎ落とすことにしました。

例えば飲みに行くエリアを決める、ラインの友達を100人以上にしない。二日連続で予定を入れない、など。

結果、かなりラクになりました。

 

今も試行錯誤している最中ですが、この時期があったことによって「時間の大切さ」を改めて見つめ直すことができたことはとても良い経験となりました。

 

そして最後にとても大切なことを一つだけ。

調子に乗っているときこそ謙虚でいよう

とてもとても難しいですけど。