自由な時間をたくさん作った。んで、そこから先の話。中編
前回の続きです。「自由な時間をたくさん作った。んで、そこから先の話。前編 」
さて、いざ自由な時間が増え始めると今度は「その時間をいかに有効に使うか」ということになりました。
それまでは、いかに「時間を作る=仕事を早くこなす=仕事を効率化する」かということに集中しすぎていたため、今度は「時間ができたときに何をするか」をその都度考えるようにしました。
これは単純にとても楽しいことでした。
もともと旅行やフェスにガンガンいくようなアウトドアなタイプでもなく、なんといっても何事にも飽きやすい人間なので、とりあえず興味が湧いたことを片っ端からやってみるだけのことです。
行きたい場所にも行きました。(旅行は観光目的よりも温泉メインが一番だと気付きました。)
俗にいう習い事もやったことで、料理の楽しさを知りました。
美味しい料理を素敵な女性と食べる幸せや、平日の昼にカフェで読書する喜びを感じることができました。
つまらないことや向いていないこともありました。多すぎで数えきれません笑。ただそれがわかったこと自体、自分にとってとても恵まれたことです。
こんな感じで色々やった中で、何よりも一番幸せに感じたことがありました。
それは、「選択肢が増えた」ことです。
行きたいときに行きたい場所へ行くことができる。
食べたいものを食べることができる。
好きなときに好きなことができる。
これらの選択の幅が広がったことはとても豊かなことでした。
仕事も効率的にまわり、自分の時間もエンジョイするという当初の野望が確実に達成されつつある。
そんな順風満帆に見えたボクの中に、徐々に綻びが見え始めます。
つづく