結婚したくない男

せめてプライベートはのんびり暮らしたい。

とにかくトライアンドエラー。「やり続けること」は本当に難しいのか。

 

ジムに入会だけして半年は行っていない人。

歯医者に途中で行かなくなる人。

自己啓発書を読んで、1週間後にはもとの生活をしている人。

 

誰にでも1つくらいは思い当たるでしょう。これらに共通するのは、「目先のインセンティブが見えにくい」ということです。しばらくすると、痩せたいけど効果がでない。とりあえず痛みがなくなった。現状の方がラク・・。と思い始めます。

成果が出ないということは、誰でもフラストレーションがたまります。そして成果が出るまでの期間が長くなればなるほど、途中でやめていきます。しかしこの行動を、努力がたりないとか我慢がたりないとかの理由で片付けるのはナンセンスです。

本屋に行くと「自分を変える」とか「モチベーションの維持方法」みたいな本がたくさん平積みされていますね。これはつまり、「嫌なこと」「大変なこと」を続けるための指南書です。それだけ需要があるのでしょう。売る側も買う側も雨後の筍です。それはつまり、それほど多くの人たちが「嫌なこと」をやっているという証拠でもあります。

 

本当にやりたいことならばモチベーションの維持なんて必要ありません。実を結ぶまでに時間がかかっても、その間を努力とはいいません。広辞苑の「努力」の項には「目的のために力を尽くして励むこと」と記されています。しかし現代では「苦痛に耐え忍ぶ」という暗黙の一文が含まれているように思います。

金でも、女でもいいんです。やりたいこと、楽しいことを見つけましょう。それは誰に決められるわけではなく、幸いなことに自分の独断で決められるのです。そしてむいてなければすぐやめればいいんです。そういう意味で「継続は力なり」は半分あたりで半分はずれというところでしょうか。

 

今はやり出すこと自体も難しく考える人が多いですね。ボクからすれば「そんなもんすぐには見つからない」とかウダウダ言う前に、かわいい子と交わりたいとか、お金をもっと稼ぎたいなんでもいいけど、とにかくトライアンドエラーだよねっていう話です。